スーパーの商品に注射器で自分の血液を注入した男性が逮捕

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スーパーの商品に注射器で自分の血液を注入した男性が逮捕
スーパーの商品に注射器で自分の血液を注入した男性が逮捕

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 食品の異物混入事件は様々あるが、まさか他人の血液が注入されているとは思いもよらないことだろう。

 去年の夏、イギリス・ロンドン西部で、複数のスーパーの商品に自分の血を注射器で注入した男が逮捕された。

 男は元弁護士で、通りや店内の人々に暴言を吐いたり、注射器を投げつけたりと奇怪な行為をしていたことから、逮捕後の調べで薬物使用者かつ精神病を患っていることが明らかになった。

 このほど、去年から続いていた裁判が終了となったが、未だ男は容疑を否認しているという。『Metro』などが伝えた。



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Supermarket Sweep - with a syringe・弁護士の男が注射器で自分の血液をスーパーの商品に注入
 2021年8月25日の午後7時半頃、ロンドン西部フルハムにある複数のスーパーに入店した弁護士のレオアーイ・エルガリーブ(37歳)は、自分の血液を入れた注射器をリンゴや鶏肉などのパックの複数の商品に注入した。

 エルガリーブは、いずれも英大手チェーンスーパー、ウェイトローズ、セインズベリーズ、テスコの3店に入り、商品を物色する客のフリをして、警備員の目を盗み犯行に及んだことが店内のCCTV(監視カメラ)から明らかになっている。

 また、店から店に行く際に、エルガリーブが注射器で満たされたバケツを持ち、通りを歩いている姿も街頭のCCTVに捉えられていたようだ。

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image credit: youtube

・店内や通りで暴言を吐き注射針を投げつける姿も
 エルガリーブは店内や通りで意味不明の言葉を述べ、暴言を吐いたり注射器を投げつけたりといった暴行に及んでいたが、犯行から30分以内の午後8時前にスーパーの近くのパブの前で逮捕された。

 この犯行直後、3店舗のスタッフは全ての客に買い物を中断し店から出るよう促した。その後、同店内から計21本の注射器が発見され、回収されたという。

また、予防措置として、店内全ての商品を廃棄することを余儀なくされた3店舗は、合計50万ポンド(約7700万円)近くの損失が発生したことを明らかにした。 ・薬物常用が判明した被告、容疑を否認
 エルガリーブの裁判は去年から続けられているが、弁護人は「当時の被告は常軌を逸していた」と主張している。

 というのも、エルガリーブは自身の精神疾患に対する自己治療法として覚せい剤を常用していることが、調査により発覚したのだ。

 精神病に苦しんでいたというエルガリーブは、警察の調べに対しても「映画『トゥルーマン・ショー』のように世界は偽物で、MI5(英国情報局保安部)が監視するために自分に使用している脳のインプラントを取り除くよう、本物の警察に警告したかった」などと意味不明な供述をし、5件の容疑については現在も否認しているという。

 ちなみに、専門医がエルガリーブの脳スキャン検査を行った際には、薬物使用の結果による脳萎縮が認められたということだ。

 今年2月22日で、エルガリーブの裁判は終わりを迎えたが、今後の判決が気になるところだ。

written by Scarlet / edited by parumo


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