「半導体不足による水まわりトラブルへの影響」の独占取材結果を発表 (2/4ページ)

バリュープレス


そのため、給湯器の交換等の依頼に対しては2022年2月現在、代替品での提案や納期の延長を提案している状態です。

また、遅延の原因に関しては半導体不足だけではなく、新型コロナウイルス感染症の影響によって必要な部品を製造している工場がロックダウンにより稼働が停止したことも要因の一つとしてあげられます。


半導体不足の原因は「需要」と「供給」のバランスが崩壊が要因

新型コロナウイルス感染症が流行し始めた当初、半導体に対する需要はゆっくり落ちていくと考えられていました。
しかし、テレワークの普及や巣篭もり需要の影響によりパソコンやスマホへの需要が急激に増加したこと、またコロナ禍における自動車需要の衰退と回復の予想が大幅に外れ、急速に需要が回復したことにより半導体への需要が大きなものとなりました。
その結果、半導体に対する「需要」と「供給」のバランスが崩れてしまい、半導体不足を招く結果となりました。
現在も半導体不足の影響により給湯器やトイレの納期遅延が起きているため、短期的な施策では解決することができず、半導体メーカーも需要の急増に対応するために値上げを行う可能性があります。
そのため、今後も動向は注視しつつ長い目で見ていく必要があります。


給湯器やトイレが故障したらすぐに業者を

現在も給湯器やトイレの修理・交換には対応しているが、状況によっては納期の延長を相談している状態です。
交換に関して、希望の製品がない場合は代替品の提案を行っており、修理の場合は半導体が関係ない部分については通常通りに対応できるため、まずは原因の特定のためにも相談した方が良いとしています。
ただし、在庫状況の確認や悪質な業者による被害を回避するためにも複数社への相見積もりを推奨しており、信頼できない業者には相談しないようにと注意を呼びかけています。
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