カンヌ国際映画祭受賞監督 深田晃司・作家 草下シンヤらからコメント到着!カルト洗脳を描く映画『わたしの魔境』 (2/2ページ)
『わたしの魔境』予告編
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Sly4bM98MGA ]
『わたしの魔境』クラウドファンディング支援サイト
https://camp-fire.jp/projects/view/548293
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NjQxNCMyOTE3MjIjNzY0MTRfUFJDU1NKckZBay5qcGc.jpg ]
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キャスト・スタッフ情報
主演は、元NMB48 本作が映画初主演の近藤里奈。
『ONODA 一万夜を超えて』津田寛治ら実力派が脇を固める。
監督は、現代社会の暗部と、人間心理の二面性を描いた『幸福な囚人』で商業デビューを果たした天野友二朗。
また、スタッフには『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭 ある視点部門 審査員賞を受賞したカメラマンの根岸憲一らが撮影を務める。
本作『わたしの魔境』に対し、『淵にたつ』で第69回カンヌ国際映画祭 ある視点部門 審査員賞受賞した、映画監督の深田晃司や、作家・編集者の草下シンヤ、元受刑者YouTuberで執筆家の250番らから、コメントが到着した。
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コメント一覧
地下鉄サリン事件が起きたとき私は15歳だった。
その日は中学の卒業式のリハーサルの日だったと思う。
電車で通っていた東京都杉並区にある学校に着くと騒然としていた。
連日のように起きていた人身事故ではない、地下鉄に毒ガスが撒かれたらしい。
親しかった同級生が通学中にそこに巻き込まれ入院をした。
リハーサルは当然中止になった。
私にとっては人生初の身近で起きた大事件であったが、
その日の記憶はもう霧の中のように薄れてきている。
天野友二朗監督の最新作はもしかしたら、
そんな霧を晴れさせてくれる作品になるかも知れない。
その日から30年以上生きてきて知ったのは、
世界には小さなオウム真理教がいっぱいあるということだった。
映画の世界にも芸術の世界にも小さなカルトと大きな暴力は存在する。
どういう映画になるか、楽しみです。
映画監督 深田晃司
(『淵に立つ』『本気のしるし』『よこがお』『LOVE LIFE』)
元受刑者である私は、裁判中に麻原が収容されていた時期に同じ東京拘置所にいた。
刑務官は「麻原が〇棟の〇階にいるよ」とこっそり教えてくれた。
オウム真理教は、洗脳や同調圧力、恐怖支配などにより、「普通の人たち」を狂気の沙汰に向かわせた。人には闇がある。この教団の行った悪行は、私たちと全く関係のない世界の話ではない。
執筆家・YouTuber 250番
答えのない時代になりました。
自分なりの答えを見つけられるようになりたいです
作家・編集者 草下シンヤ
(『裏のハローワーク』『半グレ』『ハスリンボーイ』『D.O自伝 悪党の詩』『売春島』『ルポ西成』)
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