日テレ・藤井貴彦アナが思いを伝えるときに大切にしているものとは? (2/2ページ)
しょっぱいものと甘いもの、乾いたものとジューシーなもの、対極にあるものがお皿に乗っている。それを口に運ぶと、「ボーノ(おいしい)」。おかわりをせずにはいられなかったという。
このエピソードから紹介されるのが、言葉の組み合わせは「生ハムメロン」で、というものだ。言葉は対極のものを組み合わせると、不思議な魅力が生まれる。
藤井さんが例にあげているのが「絶賛」という言葉だ。この言葉の後に続くのは、「発売中!」など勢いのある言葉が多いが、あえてあまり動きのない言葉を入れてみる。「絶賛休憩中です」というように。
確かに、対極の言葉であるはずなのに、うまく馴染んでいるように感じて面白い。そしてニュアンスも伝わってくる。会話の中で直前のワードをうまく利用して、新しい言葉を作る。藤井さんのユーモアあふれる言葉のセンスを垣間見ることができるエピソードだ。
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この他にも、藤井さんの仕事との向き合い方についても書かれており、批判との向き合い方や初めてメインを任された番組から得たことなど、仕事をしている人なら参考になる考え方が詰まっている。
アナウンサーとして「伝えること」に真摯に向き合う藤井さんの姿勢を感じることができる本書。この「伝わる仕組み」は、私たちの普段のコミュニケーションをより良いものに変えてくれるだろう。
(新刊JP編集部)