あの「一発屋芸人」は今?テレビから消えた後も「意外と稼いでる」現在の仕事を追跡! (2/2ページ)

日刊大衆

この2年間は、新型コロナの感染拡大で、イベントが次々に中止になっているというが、コロナ収束とともに、また忙しい日々がやってくるだろう。赤ジャージのテツは、こう語る。

「感謝の気持ちを忘れず、向上心を持ち続けられたから、今があるんだと思います」

 今も大人気なのに、こんなに謙虚なのは、なんでだろ~。

■自分の趣味で大成功を収めたヒロシ

 04〜05年、「ヒロシです……」の自虐漫談で人気となったヒロシは、どうか。

「ブレイク時の最高月収は4000万円。テレビで見ない日はありませんでしたが、求められるキャラに疲れてきたこともあり、自らテレビから距離を置くように。当然のごとく、仕事が激減しました」(前出の芸能関係者)

 状況が一変するきっかけとなったのは、ブレイクの約10年後だった。

「15年にユーチューブに開設した『ヒロシちゃんねる』で、趣味のソロキャンプの様子を配信したところ、キャンプに興味を持つ人々からの支持が集まり、“キャンプ芸人”の第一人者になったんです」(前同)

 その動画で、大人の趣味の選択肢として、キャンプに注目が集まるようになり、ブームは一気に加速。火つけ役となったヒロシへの注目は、さらに高まった。

「20年には『ヒロシのソロキャンプ~自分で見つけるキャンプの流儀~』(学研プラス)を出版し、話題に。同年の新語・流行語大賞のトップ10に“ソロキャンプ”が選出された際には、受賞者として表彰式に出席しました」(前同)

 その勢いはとどまるところを知らず、「現在、同チャンネル登録者数は114万人にまで増え、立派なトップユーチューバーに。コロナ禍による3密回避ムードもあり、現在も、キャンプブームはまだまだ広がりを見せていますから、今後も、ますます求められるようになりそうです」(同)

 お笑い評論家のラリー遠田氏は、ヒロシの成功について、こう分析する。

「ご本人も“これからは好きなことしか、したくないんです”と話されているように、動画を見ると、トークは控えめでウケを狙ったりせず、静かな時間の中で、キャンプを心から楽しんでいて、まるで、自分もソロキャンプをやっているような気分に浸れます」

 このスタンスが、ヒロシの動画の人気ポイントだ。

「動画に商売っ気のようなものが見えると、とたんにさめてしまうことも少なくないんですが、それが感じられない。だからこそ、本当のキャンプ好きに支持されているんでしょうね」(前同)

 3月14日発売の『週刊大衆』3月28・4月4日号では、合計30組の「一発屋芸人」の現在を追跡している。

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