誤って窃盗の指名手配犯にされた女性、警察に約35億円の賠償金を請求 (2/3ページ)
『New York Post』のインタビューに応じた女性は、自身のInstagramに「自分は指名手配犯ではなく無実だ」と投稿したが効果はなく、「私だけではなく家族にとっても本当に恥ずかしい出来事だった」「(警察が投稿を削除しても)すでにSNSで広がっていて、私は窃盗犯や売春婦だと思われている」と話した。
警察がなぜ写真を間違えたのか、どのようにして写真を入手したのかは15日までに伝えられておらず、警察側はこの件に関してのコメントを控えるとして謝罪や訂正もしていない。訴訟については「検討する」とだけ明かしている。
指名手配犯のポスターに使用された写真が女性のInstagramに掲載されていたものかどうかは不明だが、写真は事件の1〜2カ月前に友人の誕生日パーティーで撮影されたもので、女性の弁護士は「警察がネット上にあった女性の写真を誤って使用した可能性がある」と主張している。弁護士によると、女性は深刻な精神的苦痛を引き起こし、何週間も眠ることができない日々が続いたそうだ。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「これはひどすぎる。警察は訴えられて当然」「ミスでは済まされない。人の人生をなんだと思っているんだ」「訴えるのは理解できるけど3000万ドルはさすがに多い」「警察は写真を適当にネットでひろったのでは」「有名なインスタグラマーだし、警察の中の誰かが気づけば直接女性に連絡が取れる。誰も気づかなかったのか」などの声が挙がっていた。
女性の訴えがどこまで認められるかは今後の裁判の成り行きによるが、少なくとも多くの人が女性に対して同情しているようだ。