誤って窃盗の指名手配犯にされた女性、警察に約35億円の賠償金を請求 (1/3ページ)
ちょっとしたミスが大きな問題に発展することはある。海外では、警察官が犯したミスがとんでもない事態を招いた。
アメリカのニューヨーク市警察が、勘違いをして無関係の女性の写真を指名手配犯として公開。女性が警察を訴えたと海外ニュースサイト『New York Post』と『Daily Mail Online』などが3月13日までに報じた。
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報道によると、被害に遭ったのは31歳の女性だという。女性は86万人以上のフォロワーを持つインスタグラマーだった。2021年8月、警察はこの女性の写真を使用して指名手配犯のポスターを作成。ポスターには女性が売春婦で、同月3日、女性が顧客とその同居人から1万3千ドル(約153万円)のロレックスの時計とクレジットカードなどを盗んだと書かれていた。警察はこのポスターを警察の公式Facebookに投稿した。
女性自身が指名手配犯にされていることを知ったのは同月16日。友人からメッセージを受け取り、知ったという。身に覚えがない女性は、犯人は自分でないと警察に電話。担当の警察官は「すでにこの写真は別人であることを知っている」と言い、指名手配犯のポスターはFacebookや他のWebサイトから削除されていると伝えたそうだ。本当の犯人は腕にタトゥーがあったが、女性にはなかったことが別人であることを明らかにする決定打となった。
しかし女性は指名手配犯とされたことで損害を受けたとして、2022年3月にニューヨーク市警察を訴え、3000万ドル(約35億3750万円)の損害賠償を請求した。女性によると、Facebookなどに投稿された指名手配犯のポスターはすでに1〜2万シェアされており、数百万人のフォロワーがいるブロガーが事件について書いたことで拡散されたという。