30歳になったら転職は難しい? 令和の今ならではのキャリア観 (2/3ページ)
◇30歳で自分を置いて出世する同期を許せるか
転職先がうまくいかなくて出戻りした場合、外資系企業なら出戻りでも順当に出世できますが、JTC(伝統的な日系企業)だとそうはいきません。
同期が自分より先に出世していくのを見ながら「こんなはずじゃなかった」と嫉妬にかられるくらいなら、20代で失敗しておけばよかった、と考える方は多いはず。
ただ、30代になってから転職しても「退路を準備」できていた人は困っていません。たとえば「何かあったら戻っておいで」と言われた状態で円満退職できていたり、転職先で潰れても別の転職先にコネを持っていたり。
このあたりの「リスクを回避する賢さ」が伴うのも30代と言えます。30代からの転職だからって、諦めないでくださいね。
◇30歳を超えても「悩むなら、やったほうがいい」
やみくもに「チャレンジするなら20代の方が楽」ではあります。
でも、いつだって今が人生で一番若いタイミングです。
もしこれを読んでいるあなたが38歳なら、38歳が最速なのは変わりません。悩んだら、早めにやっておくこと。やらない後悔の方が、もっと大きくなりますから。
■30代になったら管理職にならないといけないのか
そして30歳は「自分が出世したいか、したくないか」がハッキリする年齢でもあります。
正直、これまで働いてきたけど手を動かすのが好きなだけで、出世には興味ないわ……。と、いう人も出てきますし、「出世したいけれど、自分は向いていなかった」と諦めがつく時期でもあります。
◇管理職になるのは別の種族になるようなもの
正社員だと「よいアシスタント」が数年修行して、管理職になる……。というのが典型的なキャリアパスですが、アシスタント職と管理職は、転職と同じくらいの別種族。人間がエルフになるくらい、出世って変化があるものです。
それを「30代になったから」で済ませていいかというと、ぜんっぜん、違います。エルフに向いていればなればいいと思いますが、「人類のままでいたい」「人類の方が向いている」っていうグループもいていいじゃないですか。