30歳になったら転職は難しい? 令和の今ならではのキャリア観 (3/3ページ)
◇現場のスペシャリストも楽しい
また、現場のスペシャリストでいるのも楽しいものです。手慣れれば現場でも労働時間は減ってきますし、給与アップも交渉できます。「無くてはならない現場の人」になってしまうのも、キャリアとして十分アリです。
特に、ワークライフバランスを重視する人が増えた昨今「出世したい人はすればいいけれど……自分は違うかな」と決断したって、いいわけです。
出世 or ゆるふわキャリアとイチかゼロかに縛られず、どちらも手に入れられる新しいキャリアを模索しながらスペシャリストを目指してみましょう。
■30歳でフリーランスを目指すのは遅すぎるのか問題
そして、30歳といえば「そもそも、会社に所属するだけが人生なんだっけ?」と思えてくる時期でもあります。
自分のキャリアがどう推移するかが大体見えてくるわけで、このまま会社が見せてくれるレールの上を歩くのか、それとも自分の道を歩むのか……決断するなら30歳くらいがちょうどいい時期です。
◇まずは月5万円の収入を目指す
フリーランスを「目指す」のはとても良いことなので、まずは空き時間で月5万円の収入を目指してみましょう。年60万円稼げれば、まとまった副収入となります。その上で「これ以上、自分の力で働きたいか・あくまで副収入に抑えたいか」を決断するといいでしょう。
絶対にやってはいけないのが「いきなり準備もせず、会社を辞める」ことです。会社を辞めていいのは、収入を獲得するツテができてから。私のように2年ウツでぶっ倒れても何とかなるような、保険にも入っておきましょう。
■30歳という帰路を、どう生き延びる?
さまざまな限界と、チャンスが相まみえる30歳。けれど冒頭に述べたように、体を壊しやすい時期がこれから控えています。あなたが健やかに、楽しく働いていけるよう「決断は早めに、そして退路を作ってから」キャリアを描いていってください。
(文・トイアンナ、イラスト・フルカワチヒロ)