期待に応えすぎず自分を大切に。女性がイキイキと働くために必要な「自分力」とは (3/3ページ)

新刊JP

北さんは「企業側にも調整しやすい文化、制度づくりをお願いしたいです」と呼びかけている。

(3)周囲に相談する
それでもやはりできることには限界がある。そのときは、周囲に相談することが大切だ。友人に相談する、婦人科で専門家から情報をもらうでもいい。職場の場合は、上司や先輩に、仕事の調整の相談をしてみるのもいいだろう。
「1人で我慢をしてしまうと、そこから状況が変わりません」と北さん。勇気を出して相談してみてほしいと呼びかけている。そして相談を受けた周囲は、その人に合った対策を一緒に考えてほしい。なぜなら月経による不調も、それをどう対処したいかも人それぞれだからだ。

 ◇

これまで多くの女性の話を聴いてきたという北さん。そうした中で気づいたことが、自分を大切にする「自分力」の大切さだった。女性はマルチタスクになることが多く、どうしても自分のことを後回しにしがちだ。健康課題や社会からの要求に苦しんでいる多くの女性たちに対して、「完璧を求めなくていい。もっと手をぬいていい。周りに頼っていい。いい女性、妻、母じゃなくていい。自分を大事にしていい。」と訴える。

本書は、女性が実は頑張りすぎている自分に気付くとともに、本当に大切にすべきことは何かを教えてくれるとともに、周囲がそれをどう支えるべきかを考えさせられる一冊だ。女性だけでなく、家庭や職場で女性を支える立場にある男性にも読んでほしい。

(新刊JP編集部)

参考ウェブページ
*1…上場企業2220社 2021年3月期決算「女性役員比率」調査
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20210716_03.html

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