簡単そうで実は難しい。ロボットによるバナナの皮むき、成功率57%でも上出来 (2/3ページ)

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 え、その程度?と思うかもしれないが人間にとっては造作もない果物の扱いも、ロボットにとってはとても難しいことなのだ。・人間には簡単でもロボットには難しい果物の扱い
 例えば人間なら、熟したバナナと未熟なバナナの扱いを柔軟に変えられる。同じバナナでも個々の違いを認識し、熟し加減によりつぶさないようそっとつかむことができる。

 そしてバナナをいただくときも、中の果肉を一緒につまんだり傷つけないよう気をつけながら、皮だけを指でつまんできれいにはがせる。

 たったそれだけのことだが、一連の動作には「適切な力加減でつかみ」「持ち上げて保持」「片方の手でバナナの先をつかみ」「果肉を傷つけずに皮を剥く」など各段階で微妙な調整が必要になる。そうした複雑な処理を私たち人間はほぼ無意識にやれている。

 一方、通常のロボットにとってバナナ、リンゴ、その他の果物を扱う際に、個々の小さな違いに合わせるのはとても難しい。

 完全に同一で頑丈なモノの扱いなら得意だが、柔らかい果物となるとそうはいかない。それらを破壊せず丁寧に取り扱うには、人間から柔らかいタッチや繊細な運動スキルを学ばなければならない。・人間の繊細な動きを学習。57%の確率できれいにむくよ
 その実現に一歩踏み出したのがこのロボットだ。

そっとバナナを持ち上げて

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2本指で慎重に皮をむいていく
腕を傾けてむくあたりも人間っぽいかも

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 開発にあたった東京大学の研究チームは、811分間にわたりロボットを手動で制御し、何百本ものバナナの皮をむくことでロボット自身にその技術を学ばせた。
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