弔いや供養と深い関係を持つお花 お花が手向けられる理由とは (2/2ページ)
■花の持つ効果
花には人の心を落ち着かせたり明るくさせたりする効果があり、香り、触り心地など、花の視覚的な美しさや優しい香り、葉の揺れる音や花びらの柔らかさなどを感じることにより、人間の五感が刺激される。また、花にはカラーセラピー効果があり、暮らしに取り入れることで自分の心と向き合いやすくなるとも言われている。
このように「心を満たす」花は、大切な方を失う場面で、悲しみを和らげてくれるだろう。そして、お花畑のような美しく安らかな空間で見送りたいという、人本来が持つ優しい心の現れだと考える。もちろん好きな食べ物や思い出の品を飾る事も、弔う時には行うが、目に見えない気持ちを表現できるのは、花以外に見当たらないのではないだろうか。