放置すると火災の危険も 本棚の裏で見つかった「真っ黒こげのプラグ」にヒヤリ→専門家「年1回はプラグを抜いて」 (2/2ページ)

Jタウンネット

「電源周りはしっかり点検できるように、目に見えるところに設置するという教訓を得ました。たまたまの大掛かりな模様替えで発見できたのは、全くの幸運でした」(つっしさん)
電源は見える場所に(画像はイメージ)

それにしても、つっしさん宅のプラグには何が起こっていたのだろうか。

Jタウンネット記者は、配線システム及び配線器具に関する調査及び研究などを行っている日本配線システム工業会(東京都中央区・以下、JEWA)に詳しい話を聞いた。

原因は「ホコリ」と「湿気」

取材に応じたJEWAの技術部担当者は、つっしさんの投稿した写真だけでは断定はできないとしつつ、「トラッキングを起こした可能性」を指摘する。

トラッキングとは電源プラグに溜まった「ホコリ」や「湿気」が原因で引き起こされる現象だ。

「本来は絶縁物(電気を通さない物質)で隔てられているプラグの刃と刃の間にホコリが溜まったり、湿気を帯びたりすると、絶縁物が電気を通しやすくなり、刃と刃の間で放電が起こります。放電が繰り返されることで段々とその通り道が炭化して焦げてしまい、電気が通りやすい道、つまり『トラック』ができます。この現象を『トラッキング』と言います」(担当者)

この状態を放置しておくと、放電による発熱が原因で火災が発生する危険性があり、たとえ発生しなくても最終的にはプラグが使えなくなってしまうという。

「トラッキングを起こさないようにするには、やはり1年に1回程度はコンセントからプラグを抜き、ホコリなどを綺麗に掃除することが望ましいですね」(担当者)

また、緑色に変色した部分については、「プラグの刃部分の銅が経年劣化や湿気によって錆びたことが原因だと思います」と推測した。

プラグはいつも清潔に!(画像はイメージ)

火災などの重大な事故に繋がらなかっただけ、つっしさんのケースは幸運だったということだろう。皆さんの家にも「隠れてしまっているコンセント」がないか、この機会にチェックしてみてほしい。

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