元コミュ障アナウンサーが教える「今日から使える会話術」 (2/2ページ)
吉田氏はあえて若干強め、失礼になることを怖がらずに表現している。そのほうが面白いし、第三者にわかりやすいからだ。ただ、相手との関係性にもよるので、「強めのツッコミ」は初級のテクニックではない。まずはオーソドックスな感情を言葉にすることから始めたほうがいい。
■密かなコミュ障あるある「会話の終わらせ方」のコツまた、意外と「コミュ障あるある」なのが、「会話の終わらせ方がわからない」という問題。
そろそろ会話を終わりにしたいけど、うまく終わらせられない。いとまの付け方がわからない。そんな悩みは多い。ただ、吉田氏によると、そもそも「会話の終わらせ方」は非常に難しい。なので、段階を踏んで終わらせることがポイントなのだそう。
「会話の終わらせ方」第1段階
・絶対に自分から新しいテーマを展開しない
・積極的な相づちを打たない
・質問しない
「会話の終わらせ方」第2段階.・感想を述べる
・ここまでの話をまとめる
・次回の約束をする
・あいさつをする
相手がなんとなく雰囲気を察してきたら、「今日は新しいことを教えていただけて良かったです」など、それまでの会話の感想を述べたり、まとめたりする。そうすることで、クロージングがしやすくなる。相手との良い関係を続けていくためにも、会話を楽しい雰囲気で終わらせることが大事。
人と話すのが苦手、コミュニケーションが苦手な人にとって、元コミュ障で言葉で伝えるプロとなったアナウンサーの吉田尚紀氏の会話術は心強い。駅で同僚とバッタリ会ってしまって会社まで会話に困る…ということがもうないように、「会話が怖い」を本書で克服してみてはどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)