DeNA・三浦監督、阪神・矢野監督とは大違い? 投打で誤算続出もチーム力を落とさない采配とは (1/2ページ)
緊迫の投手戦に終止符を打ったのは、来日5年目の助っ人、ネフタリ・ソトの一発だった。4月20日、DeNA対阪神。「0-0」の延長10回、阪神4番手・浜地真澄の投じた直球が右翼ポール際のスタンドに飛び込んだ。DeNAのサヨナラ勝ちだ。
「DeNAの勝利には『布石』があるんです。三浦大輔監督が選手を良い場面で使ってくるというか…」
チーム関係者の一人がそう言う。
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ソトの打球が右翼ポール側に飛び込んだのと同時に、DeNAナインは子どものようにはしゃいでいた。
サヨナラホームランが出たのだから当然ではあるが、DeNAナインは自分自身が“ヒーロー”になったように喜んでいる。
「ソトは右手首の張りで開幕戦には間に合いませんでした。復帰は4月12日。三浦監督はいきなり4番で使いました」(前出・チーム関係者)
復帰と同時に「4番」、期待されていることは伝わっていた。この日は牧秀悟に4番を明け渡したが、「自分は期待されている」と分かっているから、前向きな気持ちで打席に立てたという。
こんな風に選手をノセていくのが“三浦イズム”であり、各選手が活躍した時の「布石」になっているのだ。
その「布石」について、こんな意見も聞かれた。
「先日、ベテランの藤田一也を代打起用しました。藤田の同点打でチームが盛り上がり、そのまま勢いが今日(20日)の勝利につながったのだと思います」(プロ野球解説者)
藤田は旧ベイスターズ時代を知る功労者だが、2012年途中の楽天移籍後、その攻守の堅実なプレーが評価された。昨季は一軍出場の機会がなく、「戦力外」となった。古巣・DeNAがオファーを掛けたわけだが、三浦監督は「打てば同点、決勝打」のような大事な場面で代打起用してきた。それが結果となって現れたのが19日だった。