「特急『しなの』の揺れで酔ってしまった私。2席使って休んでいると、強面の男が『おい、姉ちゃん...』」(神奈川県・50代女性) (2/3ページ)

体調が良くなかったせいか腹痛もし始めたので、他にあまり人が乗っていなかったこともあり、私は隣の空席を使って体を横にすることに。
しかし、しばらくすると強面でいかついというか、一瞬「ヤクザかも」というような感じの男性が、いつの間にか私のいた席の横に立っていたんです。
「空いてんならどいてくれや」「姉ちゃん、そこ空いてんならどいてくれや」
男性は私にそう声をかけてきました。どうやら私が横になって休んでいる間に、いつの間にか乗客がいっぱいになっていたようです。

私は慌てて身を起こそうとしましたが、お腹が酷く痛い上に気持ちが悪くて、お腹を抑えながらゆっくり起き上がったものの、どうにも上手く座る事ができませんでした。それを見た男性は、
「おい、姉ちゃんもしかして具合わりぃんか?」
と聞いてきました。私がゆっくり頷くと、男性は急に居なくなったと思ったらすぐに車掌さんを連れて来て、こう言ったのです。
「この姉ちゃん具合悪いんや、顔が真っ青やろ。何とかしたらんかい」「とにかく休める場所をご提供します」
私は恥ずかしいやら恐いやら気持ち悪いやらで困っていると、車掌さんが
「とにかく休める場所をご提供しますので、よかったらお越しください。立てますか?」
と、私をどこかの個室のような場所に案内してくださいました。