北海道の焼きそばは「やき弁」だけじゃない! 道民が愛する2種をマニアが徹底解説 (5/5ページ)

麺は中細で縮れが強く、いかにもインスタント麺らしい形状となっています。ソースのりが良く、麺とソースに一体感がありました。
ふりかけにはアオサと紅生姜が入っていますが、これがまた「やきそば弁当」のふりかけとよく似ています。
名物の中華スープは入っておらず、麺も形状が違いますが、ソースとふりかけは「やきそば弁当」と似ており、袋麺版「やきそば弁当」と言っても良さそうです。
「日清やきそば」も食べてみた!「世界初のインスタント焼そば」とされる「日清焼そば」も、2品と比較のために食べてみます。
1963年に発売され、現在も全国的に定番商品。袋麺の味が再現されたカップ麺も発売されていたことがあります。

スパイスを強く効かせたキレのあるソースとストレートに近い緩やかな縮れ麺が特徴で、薄味で素朴な「ホンコンやきそば」や甘み強めでやさしい「焼そばやきっぺ」とはまったく違う味。麺の縮れも控えめです。
「日清焼そば」は家庭で焼そばを食べる文化を定着させた立役者。
後発の多くのチルド焼そば商品との共通部分が多くなっています。
スタンダードなソースの味とインスタント然していない形状の麺は、幼い頃から「日清焼そば」を食べてきた人はもちろん、チルド焼そばを食べてきた人にとっても親しみのある味ではないでしょうか。
北海道で愛される焼そばは「やきそば弁当」だけではないというわけで、北海道で愛される焼そば袋麺2品と全国でお馴染みの「日清焼そば」を食べ比べてみました。
「ホンコンやきそば」は薄味で懐かしい味わい、「焼そばやきっぺ」は「やきそば弁当」に共通する甘めのソースやふりかけの味が印象的でした。
どちらも極端な味ではないところが、飽きられずに北海道で長く愛されてきた秘訣ではないでしょうか。
東洋水産からは他にも袋麺の焼そばが出ており、サンヨー食品の「アラビヤン焼そば」や明星食品の「鉄板焼そば」など、他社からも多くの商品が出ています。今回のように、色々食べ比べてみると面白そうですね。
北海道のお土産としても、「やきそば弁当」と一緒に渡すと会話にひとネタ加わって良いかもしれません。