死亡率100パーセント!日本史上唯一の玉砕戦法「捨て奸(すてがまり)」とは!? (2/4ページ)
膝を立てて銃を構えるのではなく、あぐらにしたのは重心を固定して命中率を上げるためだったそうです。このことから、捨て奸は「座禅陣」とも呼ばれています。
そうして敵の指揮官が追ってきたら、兵士たちは狙撃し、槍で突撃するのです。
この戦法が行えたのは、島津隊の銃の装備率や、経験値が豊富だったからこそです。
これにより東軍は、松平忠吉と井伊直政が重傷を負っています。
そして島津軍は見事に敵中突破を果たし、大将である島津義弘を含む約80名が生きて戻ることができました。
島津義弘と忠臣たちところで、「捨て奸」は兵士たちの覚悟も注目に値します。
島津隊では、漫画『ドリフターズ』でおなじみの島津豊久や家老の長寿院盛淳など、多くの武将が犠牲になりました。
敵兵を食い止める役割を負わされた兵士たちは、相当の覚悟が必要だったでしょう。この戦法は玉砕戦術、トカゲの尻尾切りと言われても仕方がない内容でした。