がん免疫療法を目指したiPS細胞由来NK細胞大量培養を実現! ヘリオス社へ治験製品製造用シングルユース自動培養システムの導入が完了 (2/3ページ)

バリュープレス




[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NzA5MiMyOTU4ODUjNzcwOTJfVVFCYkxzWGNpQS5wbmc.png ]

【内容説明】
 本NK細胞治験製品製造用シングルユース自動培養システムは、当社の上下動撹拌培養装置VMF-SUBと、無菌状態で低温インキュベータ―内からシングルユースバイオボトル(バッグ)へ培地を供給し、不必要な細胞と培地を連続的に排出・交換する連続培養システムTCS-EX/SLI-4090で構成され、本培養に必要な制御を自動化すると共に全てのシステムを完全密閉系でシングルユース化している。また当社が独自開発し特許を出願している特殊メンブレンを用い、ヘリオス社の要望に応えるべく各種仕様へカスタマイズし、複雑かつ困難なNK細胞連続培養制御を実現している。
 また、安定且つ均質な細胞生産を実現するため、当社撹拌技術研究所が有する数値計算技術“CFD(computational fluid dynamics)シミュレーション” による流動解析を実施、実際の培養結果との相関関係を明らかにし、細胞培養に必要な物理的作用を解明すると共に、より多くの大量商用生産を実現するスケールアップファクターを確立した。現在、最大200Lまでのシングルユースバイオリアクターを開発・製品化しており、本系に限らず多くの再生医療生産の取り組みに寄与すべく、1000Lクラスまでをラインナップする予定である。
「がん免疫療法を目指したiPS細胞由来NK細胞大量培養を実現! ヘリオス社へ治験製品製造用シングルユース自動培養システムの導入が完了」のページです。デイリーニュースオンラインは、上下動撹拌閉鎖系佐竹シングルユース大量培養ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る