.NET 6 対応の監視制御システム向け SL-GMS .NX/Developer と .NX/Custom Editor V1.0a 新製品をリリース (2/4ページ)

バリュープレス



今回リリースした SL-GMS .NX/Developer 新製品は、これまでと同様に、SL-GMS のモデルと API の互換性を維持した上で、マイクロソフト社が最初の長期サポート (LTS) バージョンとして昨年末にリリースした新しい .NET 6 プラットフォームにいち早く対応した、監視制御システムのグラフィック操作画面 (GUI/HMI) を開発するためのツールです。そして、そのオプション新製品である .NX/Custom Editor は、案件ごとの画面開発ならびに更新、フィールドメンテナンス、エンドユーザ顧客向けに、システム固有のカスタムエディタを構築するためのツールです。

他の SL-GMS 製品と同じ SL-GMSDraw エディタを使い、しきい値で警報色が変わる、バルブの開閉、機器の入/切など、さまざまな動的属性を持ったグラフィックモデルをアプリケーションから独立して対話的に作成し、すぐにその動的振舞いをエディタ内で確認できます。また、.NET Framework 版の SL-GMS 製品と同様、画面を閲覧操作するビューワーコントロールとカスタムエディタを作成するエディタコントロールが提供されており、.NET 6 における Visual Studio 2022 を使ってアプリケーションを開発します。そして、ベースのプラットフォーム(フレームワーク)が .NET 6 に変わるだけで、SL-GMS の使用は透過的で同じです。

さらに、コンテンツリッチで高対話性ながらもコンパクトで高速な SL-GMS では、制御室と同じグラフィック監視画面をリモートデスクトップ運用または Web 運用の複数選択肢を用意しており、ローカル運用と同等の高い性能で、異種 OS パソコンの他、スマートフォンやタブレットなど幅広い端末からアクセスして操作できます。

今回の SL-GMS .NX 新製品は、まだ流動的だった .NET 5 で開発を始め、.NET 6 プレビュー版、リリースキャンディデートを経て、昨年末に最初の長期サポート (LTS) バージョンとしてリリースされた .NET 6 で完成させたものです。
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