「残業沼」から抜け出す方法とは? 各社トップ5%社員の時間術をマネしてみる (2/2ページ)

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しかし、トップ5%社員は「効率」よりも重視していることがあるという。それが「効果」だ。
「仕事を進める上で効果と効率のどちらを優先させますか」というアンケートを行ったところ、一般社員は「効率」と答えた人が53%に対し、「効果」が47%だった。一方のトップ5%社員は「効率」が21%に対し、「効果」が79%。大きく差が出たのだ。

効率化は生産性を上げるための手段であり、目的ではない。5%社員は「効率」という言葉に疑問を抱いており、「何でもかんでも短い時間でやればいいわけではない」と考えているという。まずは「明確な目標を持つ」ことが重要であり、効率にとらわれてしまわないように注意すべきだろう。

3.一人で頑張らずに周囲を巻き込む

トップ5%社員はタスクマネジメントにも特徴がある。それは、「仕事を受けるかどうか考えることもタスクマネジメントの一部」と考えていることだ。

さらに、受けた仕事は必ずしも自分でやるわけではなく「誰かに依頼する」という選択肢も持っている。「期限内にタスクを終える」という目的がまず先に立ち、その目的を達成するために、自分以外の人が取り組んだ方がいいのであれば他の人に依頼をする。
もちろん、依頼をするときは相手のベネフィットや内容の意義・目的を伝え、相手が納得した上で仕事を振っている。

越川氏は、トップ5%社員は人を巻き込むコミュニケーションスキルを磨くことに時間を費やしていると述べる。巻き込み方のメソッドが確立できれば、より大きな課題を短期間で解決できるようになるからだ。
何でも自分でやろうとせず、適切なタスクマネジメントができるようになれば、時間にぐっと余裕が生まれるはずだ。

ここで取り上げたもの以外にも、「上司との接触時間を減らす」や「45分単位で仕事をする」、「金曜日に重要な仕事を2つ書き出す」など様々な時間術が紹介されている。トップ5%社員たちが実践しているタスク遂行術を一般のビジネスパーソン2.2万人で再現実験したら89%の人が効果を実感したそうだ。

本書は読んで終わりではなく、実践をしてこそ初めて効果を発揮する。残業沼で心の余裕も持てない状況を抜け出すためにも、ぜひトップ5%社員の時間術をいくつか試してみてほしい。

(新刊JP編集部)

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