かつて木星と土星には宇宙人がいると考えられていた。1698年の稀少本が発見される (3/5ページ)
イギリスの骨董品評価イベントで、この書籍を発見した書籍鑑定家のジム・スペンサー氏はこう言う。
ほとんど滑稽なように思えますが、科学的な理論に基づいたものです。このテーマについての私たちの考えが、324年前にさかのぼる人たちにどう映るかは誰にもわかりませんもっとも偉大な科学者のひとりは、宇宙人がどのような姿をしていたと考えていたのだろうか?
宇宙人には手足があったとしていて、「手のように、あらゆる用途にぴたりと対応できるよう設計されものを、どのように発明し、想像することができたのだろうか?」とホイヘンスは書いている。
宇宙人にゾウの鼻を与えてみようか? ゾウの鼻は確かに、どんなものでもつかみ、投げ、地面から小さなものを取り上げることができる。
しかし、これらは手が備えている見事な利便性には及ばない
彼らはまごうことなき足をもっている。その世界で飛ぶという技術を彼らが発見していない限り宇宙人には明らかに知性もあったという。ホイヘンスは、彼らが天文学者であり、熟練した航海士だと考えた。
「とくに、木星と土星は、航路を示してくれるたくさんの月があるので、航海に大変好都合だ」と考えていた。
「彼らは利益を得ることだけでなく、会話、愛情、ジョーク、観光など、社会生活から生じる喜びも楽しんでいる。私たちと同じように、音楽も楽しみ、楽器を奏でていたに違いない」と言うのだ。
「音楽も幾何学と同じで、不変でいつもずっと同じだ」と書いている。
「すべてのハーモニーは和音で構成され、和音は全世界で変わらぬ同じ尺度と割合によって固定されているからだ。