6度目のダービー制覇達成!天才ジョッキー武豊、馬とともに作り上げた伝説とは? (2/2ページ)
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武豊
もしかしたら、次は自分が乗るかもしれないと考えていたんでしょうね」(馬場氏)
武豊騎手を「歩く競馬四季報」と評す声もあるほど、自分が乗ったレースは、展開、位置取り、ペース配分など、完璧に覚えているというのは有名な話だ。
「武豊騎手は海外馬についても、厩舎や、どんな馬かもスラスラ出てくるんです。その記憶力には、誰もが舌を巻きますよ」(スポーツ紙記者)
あらゆるレース展開を想定したうえで作戦を考え、虎視眈々と勝利を狙う武豊騎手。前出の馬場氏は、「レース前に取材をすると、“作戦があるんですよ。教えませんけどね(笑)”って、よく言われたこともありますよ」と話す。そして、その見事な作戦に、馬場氏が思わず唸ったのが、89年のマイルCSだった。
このレースは、断トツの1番人気だったオグリキャップが、絶望的な位置から前を行く2番人気のバンブーメモリーを差し切ったことで、競馬ファンの間では“伝説の名勝負”として語り継がれている。
「豊君はバンブーメモリーに乗っていて2着に敗れはしたんですが、オグリとの間に1頭挟んで出し抜くタイミングなんかは、本当に神業でしたよ」(前同)
また、武豊騎手の騎乗技術に関して、『政治騎手名鑑』(双葉社)でおなじみ、競馬ライターの樋野竜司氏は、こう解説する。
「武豊騎手は、数々の“必殺技”を編み出していますが、中でも強力なのはゴール前の首の上げ下げ。ゴール板の数センチ前、数センチ後ろでは負けているのに、ちょうどゴール板のところだけ、武豊騎手の馬が不思議と前に出ているというシーンを見たことがある読者の方も多いのではないでしょうか」
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