『恋マジ』不倫の描き方に視聴者から疑問の声「不倫を美化するな」

デイリーニュースオンライン

『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ公式サイトより)
『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ公式サイトより)

 6月13日に放送された『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)第9話では、相変わらず脚本の迷走ぶりが目立つ展開に。特に主人公・桜沢純(広瀬アリス・27)の友人であり、ともに不倫の恋に溺れている清宮響子(西野七瀬・28)と真山アリサ(飯豊まりえ・24)の言動には批判の声が上がることになった。

 響子は夫との愛のない生活に疲れ果て、料理を教えてくれた岩橋要(藤木直人・49)に惹かれ続けていた。先週の放送回でついに気持ちが通じた二人はキスをするが、要の元恋人である佐藤沙羅デュビビエ(藤原紀香・50)が現れ、勝ち目がないと悟った響子は号泣。純が慰めるという展開になっていたが、そもそも既婚者であり、離婚の話さえ進んでいないのに被害者ぶる響子の姿に疑問を覚える視聴者が少なくなかった。

 一方のアリサはパパ活相手であった田辺良和(アキラ100%・47)の妻に不倫がばれ、訴えられることになる。慰謝料300万円を稼ぐためにキャバクラで働き始めるアリサだが、心配した内村克巳(岡山天音・27)に一部の金を工面してもらい、一緒に田辺家へ謝罪に行く。その際にアリサはあえて「旦那さんは私の体だけが好きだったんです」と口にし、その場を収めることに成功してしまうのだ。

 しかし、この謎展開にも視聴者からのツッコミが殺到。「『私の体が好き』って、相変わらずこのドラマ生々しいな」「これ奥さん屈辱だろ、若い女の方がいいって」「そもそも何でアリサだけが謝っているの。アキラ100%も悪いんじゃん」「不倫を美化するな」といった声が上がっていた。

「今は不倫に対して世間の目が非常に厳しい時代です。一昔前のトレンディドラマであれば不倫もドラマのアクセントに思われたかもしれませんが、今の時代、不倫の美化は完全に叩かれる対象ですからね。脚本家はその辺りがわかっていなかったかもしれません」(芸能ライター)

 残すところはあと1回。混乱に混乱を重ねている3つの恋はどのように着地するのだろうか。

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