実質70%の割引も!夏の旅行に使わなきゃ損!日本全国「県民割」徹底ガイド

日刊大衆

画像はイメージです
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 6月10日、東京都が都民を対象にした都内旅行の割引キャンペーン「もっとTokyo」(都民割)を開始。すると、旅行会社やホテルに申し込みが殺到した。

「銀座の高級ホテルでは、1泊2食つきのプランが、正午の募集開始から、わずか12分で完売したそうです。ふだんは手の出ない高級ホテルに、この機会を利用して泊まろうというニーズがあったんでしょう」(旅行代理店関係者)

 この都民割の他にも、全国の道府県では、すでに旅行割引キャンペーンが実施されているという。

「これらを総称して“県民割”と呼んでいます。もともと、新型コロナの感染拡大で中断された政府の『Go Toトラベル』の代替として始められました。当初は自県民のみが対象でしたが、感染状況が落ち着いてきたので、対象範囲が各地方ブロックを中心としたものに改められています」(旅行ライター)

 自治体によって、割引プランは異なるが、

「宿泊代金や日帰りの旅行代金を、1人1泊(日)あたり最大5000円割り引いて、さらに、現地の飲食店や、お土産屋で使える地域クーポンを2000円分、プレゼントするところが多いようです。割引額は代金に応じて変動するのが一般的です」(前同)

 たとえば、1泊1万円のホテルに泊まった場合、5000円の割引に加え、2000円分の地域クーポンを入手できれば、実質的に70%の割引になる。

 そこで今回は、夏の旅行に“使わなきゃ損”と言える、全国の県民割の活用法を識者に聞いた。

 旅行を計画するとき、まず確認したいのが、訪れたいエリアの割引プランと、自分が割引の対象になっているかだ。

「7月には割引対象が全国に拡大。同時に、新幹線や航空機などの交通機関を利用した場合には補助額上限が8000円に、クーポンも平日のみ3000円に引き上げられます。まずは、公式サイトをチェックするのがオススメですね」(同)

■県民割の「裏技」も

 公式サイトには、割引が適用されるホテルや旅行会社が掲載されているので、それぞれのウェブサイトから申し込めばいい。

「インターネットが苦手な人は、一部ですが、電話で申し込むこともできるようです。あとは利用時に、割引後の金額を支払うだけですから簡単です」(同)

 ただ、県民割は枠が限られており、泊まりたいホテルのプランが売り切れになっていることもある。

 それでも、諦めることはないと、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏は言う。

「完売したように見えるホテルや旅館も、実は予約を小出しにしているだけかもしれません。割引プランが復活する可能性もあるので、こまめにチェックしてみましょう」

 基本的な流れを押さえたら、県民割の“裏技”を探ってみよう。鳥海氏が続ける。

「宿泊施設で独自に、県民割に館内施設の利用券や朝食のビュッフェ券を付け加えていることもあります。また、割引額は1人あたりで設定されますので、同じ部屋でも泊まる人数が多くなると、お得感が増しますね」

 さらに、節約アドバイザーの丸山晴美氏は言う。

「『楽天』『じゃらん』などの旅行サイトを使えば、ポイント還元サービスが適用されるので、さらにお得になります。また、宿泊費は額が大きいので、クレジットカードのキャッシュレス決済によるポイント還元も狙えます。うまくいけば、三重にお得です」

 6月20日発売の『週刊大衆』7月4日号を読めば、夏の旅行がお得にできる!?

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