職場で映える「理解が速い人」に共通する思考 (2/2ページ)

新刊JP

完全に論理的な人などいない以上、人間の話や文章にこうした「非論理」はしばしば入り込んでしまう。

たとえば「ケンジはボーカルトレーニングを受けている。だから歌がうまいはずだ」という文章。トレーニングを受けている以上、歌が上手な可能性はあるが、歌声を聞いたことがないならば真に受けるのは危険だろう。または「ケンジはボーカルトレーニングを受けている。だから歌がへただ」というように、論理が破綻しているケースもある。

これらに注意しておいて、気づいたら指摘したり、質問したりすることが、物事をクリティカルに理解することには欠かせない。

また、「鳥の目」と「虫の目」を意識することも役立つ。つまり、物事を俯瞰的に見たり、逆にディテールに注意したりすること。これによって物事の本質は見えやすいのだ。

■理解力が高い人に共通する思考習慣とは?

クリティカルに理解を深めるためには能動的なアプローチも欠かせない。この能力がある人に共通するのが「仮説」である。

理解力がある人ほど、情報が十分でない段階で「これはこういうことだろうか?」という仮説を頭の中で立て、その上で情報を集めたり、人の説明を聞く。彼らにとって、情報収集や説明を聞くことは、ある種の「答え合わせ」なのだ。

この仮説は間違っていてもいい。むしろ間違いがわかることでより正確な方向に軌道修正することができるし、仮説能力も磨かれるのである。

理解力という武器を手に入れれば、仕事の能力はワンランク上がる。

本書にはそのために何が必要か、どんなことをすればいいかがさまざまな視点から解説されている。仕事で秀でたい人や同僚と差をつけたい人にとってヒントとなる一冊だ。

(新刊JP編集部)

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