永久凍土からミイラ化したマンモスの赤ちゃんを発見。ほぼ完全な保存状態 (2/3ページ)
マンモスの赤ちゃんはおそらく母親と一緒にいたが、少し遠くに行き過ぎて、泥にはまり込んでしまったようだ。
またマンモス発掘チームのダン・シュガー教授(カルガリー大学)は、「これまで参加した中で、一番ワクワクする科学的出来事」と語る。
彼によると、赤ちゃんマンモスは、足の爪・皮・被毛・胴体だけでなく、腸までが保存されていたという。その中には、なんと最後に食べた草まで残っていたそうだ。
Being part of the recovery of Nun cho ga, the baby woolly mammoth found in the permafrost in the Klondike this week (on Solstice and Indigenous Peoples’ Day!), was the most exciting scientific thing I have ever been part of, bar none. https://t.co/WnGoSo8hPk pic.twitter.com/JLD0isNk8Y
— Prof Dan Shugar (@WaterSHEDLab) June 24, 2022
今週、夏至で先住民の日に、クロンダイクの永久凍土で発見された赤ちゃんマンモスの回収に参加。これまで参加した中で、文句なしで一番ワクワクする科学的出来事・マンモスはなぜ絶滅したのか?
ユーコン準州は、氷河期の化石が保存されていることで有名だ。しかし、ここまで完全な遺体が見つかることは滅多にない。