パンダは600万年前から「第6の指」を持っていて、竹を食べていたことが判明 (3/4ページ)

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一体なぜパンダの第6の指は、祖先より長く発達しなかったのだろうか?

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 その理由は、パンダの親指は2つの機能を担ってきたからであるようだ。

 ワン博士は、「パンダの第6の指は、歩くことも食べることも、どちらも出来ねばならなかった」「2つの機能は、親指の大きさを制限する」と説明する。

 ワン博士らは、現代のパンダの短い親指は、竹をうまく扱うと同時に歩きにも対応するための、進化の妥協であると考えている。

 現生パンダは、竹をつかめるだけでなく、とんでもない体重を支えて歩くこともできる。短い鉤状の親指が、指としても、手首の種子骨としても機能するためだ。

500~600万年という時間は、パンダが長い親指を発達させるには十分な時間だ。

だが体重を支えて移動するという必要性から生じた進化圧が、親指が邪魔になる程大きくなることを防ぎ、短く丈夫なままにとどめた
 と、アリゾナ州立大学の研究グループのデニス・スー氏は話す。

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 肉食から竹食専門に進化したパンダは、ライフスタイルの変化に対応するためにいくつもの困難を克服する必要があった。

 ワン博士は、「挟めるように動かせる親指は、それを克服する発達の中でも特に驚くべきものかもしれない」と語っている。
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