「○○パン本仕込~♪」 ←道民が歌うと、他県民とちょっと違うらしい (1/3ページ)
♪○○パン本仕込~
さて皆さん、この○○に入る文字は何だろう。
えっ、そんなの一択? いやいや、実はそうではない。

今、皆さんにご覧いただいている2袋の「本仕込」。
デザインも見た目も同じじゃん――そう思った人もいるかもしれないが、パッケージ左上に注目してほしい。
赤で覆われた白い文字のロゴ。メーカー名を表すそれには「フジパン」バージョンと「ロバパン」バージョンが存在しているのだ。
とりあえず、食べ比べてみよう!「フジパン」は名古屋に本社を置く、1922年創業の大手パンメーカー。おそらく、多くの読者は記事冒頭の質問をみて「フジパン本仕込~♪」と頭の中で歌ったことだろう。
一方の「ロバパン」は札幌に本社を置く、1931年創業の老舗パンメーカーだ。
同じ「本仕込」なのに、なぜこんなことになっているのか。
実は、フジパンとロバパンは2005年から業務提携をしており、北海道で販売される「本仕込」はロバパンで製造・販売されているのだ。

ロバパン版「本仕込」のパッケージには、「この製品は、フジパン株式会社のノウハウによる本仕込製法で製造しております」と記載されている。
その言葉通り、埼玉で購入したフジパン版も北海道で購入したロバパン版も、開封した途端に漂ってくる豊かな小麦の香りは一緒。皿に出してみると、もう区別はつかない。