富士山写真家も「奇跡レベルです!」 朝焼けの空と湖面に渦を巻く「つるし雲」が雄大すぎる (2/2ページ)

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今回の写真のこだわりを聞くと、

「全て自然が起こす神がかりな雲の芸術なので、僕はそれにひたすら感激しながらシャッターを切るだけです!」

と、橋向さん。いったい、富士山の何がここまで彼を惹きつけるのか。

「今回のこの様なシチュエーションに出会ったとき、人知を超えた得体の知れないものに鳥肌が立ったり、手が震えたり、感動で涙することもあります。そこには目に見えない神の気配、正に神気を感じているのです。 こんな体験や経験はなかなかできるものではありませんから!それが富士山を追いかけている理由です」

「神気」には、不思議な霊気や、神々しいような趣という意味もあり、橋向さんが出版した写真集のタイトルにもなっている。

富士山が発する「神気」――それこそが、画面越しにすら多くの人を魅了するものなのかもしれない。

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