若大将・加山雄三、85歳になっても現役バリバリ!「実は日本のシンガーソングライターの草分け」ほか超人伝説一挙公開 (2/2ページ)

日刊大衆

加山さんは日本のシンガーソングライターの草分けだったんです」(前出の鈴木氏)

■俳優としても大活躍、まさに完全無欠

 クラシックやロックなど、海外の音楽を、日本独自の音楽として昇華させるかというのは、日本のポップス界の課題だった。加山の実験精神が後進に与えた影響は、大きいのだ。

 加山がギターを一人で弾いた多重録音の作品『ブラック・サンド・ビーチ』(65年)は、後にベンチャーズがカバー。その才能は世界水準にあった。それは、俳優としても同じだった。

「『若大将』シリーズだけでなく、黒澤明や岡本喜八ら名匠の作品でも存在感を示し、ブロマイドも複数年にわたって売り上げ1位を記録しました」(芸能リポーターの城下尊之氏)

 まさに、多芸の天才だ。

「歌手も俳優も一級品。さらに語学も料理もできたし、運動神経も抜群でスキーでは国体に出場してしまった。当時の加山さんは、その存在自体が、一つのジャンルだったんです」(鈴木氏)日本で最初にサーフィンを始めたのも、加山だ。

「2018年9月放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)で、高校1年生のときに、自分で設計図からサーフボードを作り上げ、湘南の海で乗り始めたところ、“日本ハワイスタイル波乗り第1号”という見出しで新聞に載ったんだと、うれしそうに話していました」(テレビ雑誌記者)

 新しいもの好きは、現在も変わっていない。

「実はゲームが大好き。喜寿を超えてからも19時間連続でプレイしたこともあるそう。VRを楽しめる最新機種も持っているし、海外にいるときも国際電話で息子さんと指示を出し合いながら、オンラインゲームを楽しんだりも」(前同)

 年を重ねても探求心と好奇心を失わないことが、加山の若さの秘訣だろうか。まだまだ加山の超人伝説はたくさんある。この続きは『週刊大衆』7月18日号で!

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