ハエの脳をハッキングし、遠隔操作で操ることを可能にした科学者 (2/3ページ)

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Magnetic control of select neural circuits

 米ライス大学のジェイコブ・ロビンソン氏は、「脳の研究や神経学的疾患の治療のために、精密で、体を傷つけないツールが求められている」と、プレスリリースで語る。
選んだ神経回路を磁場でリモート操作することは、神経科学技術における聖杯のようなもの。

我々の研究では、磁場によるリモート操作の速度を改善し、神経の速度に近づけることができた。目標に向けた重要なステップだ


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・人間の思考を他の人に転送できるようになる!?
 ロビンソン氏らが目指しているのは、今回の技術で視覚障害者の視力を回復させることだ。

 この技術で視覚野を刺激してやれば、眼球を通さずに外の景色を認識させることができるかもしれない。また同様の技術で、脳に起因する運動障害を治療できる可能性もある。

 なおロビンソン氏は、あの国防高等研究計画局(DARPA)が助成するMOANA計画のメンバーでもある。

 ということは、今回の技術はただ研究や医療に役立てられるだけではないかもしれない。

 DARPAの狙いは、脳の神経活動を読み取り、それをまた別の脳に書き込むヘッドセットを開発すること。つまり人の思考を他者に転送する技術なのだ。
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