プロ野球2022後半戦はこうなる!巨人は最下位の可能性も?ペナント順位最速予想

日刊大衆

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 オールスター戦も終わり、プロ野球はいよいよ後半戦。上位進出を狙う各球団のつばぜり合いも、シーズン終盤を見据えて、より激しさを増してくる。

 リーグV、そしてCS圏内に滑り込んでくるのは、はたして、どの球団か。今回は、球界OBのご意見番とともに、「今季の最終順位」を大予想。本文では各リーグの展望を占っていこう。

 まずは、セ・リーグから。独走状態のヤクルトは、貯金が20超。早々にマジックも点灯し、ペナントの行方は決してしまった感がある。

 野球解説者の江本孟紀氏も、苦笑交じりに「ヤクルトは揺るぎない」と語る。

「この先、ヤクルトがコケまくれば混沌としてくる可能性もあるが、それでも、あって2%ぐらい。悪すぎる他球団の状態を考慮しても、優勝はさすがにヤクルトで決まりでしょう」

 実際、7月に入って発生したクラスターの影響もあって6連敗は喫したが、それでも前半戦終了時点で2位とのゲーム差は「11」。

 チームの核たる村上宗隆(22)の離脱といった致命的なアクシデントでも起こらない限り、投打ともに死角はほとんど見当たらない。

「ここまで日程が消化されてくれば、チーム状況は如実に順位にも表れる。得失点差を見てごらんよ。上位にいる3チームは大幅にプラス。下位はその逆と、データにもハッキリ出ているじゃない?」(前同)

 確かに、首位のヤクルトの得失点差「+65」に対し、前半戦5位まで転落した巨人は「-65」。それが低迷の要因のすべてではないが、見方としては一理ある。

原辰徳監督にとって16年ぶりの非常事態に?

「巨人はとにかく投手陣が悪すぎる。12球団で唯一4点台のチーム防御率に加えて、与四球も291と飛び抜けている。目下、打率2割4分台の岡本和真(26)が、バカスカ打って2割7〜8分まで上げてくるなら状況も変わるが、今のままでは野球にならんよね」(同)

 大規模クラスター発生に、“大黒柱”坂本勇人(33)まで故障離脱と、まさに踏んだり蹴ったりの巨人。仮に、このままBクラスなら、原辰徳監督(64)にとっては2006年以来、16年ぶりの“非常事態”だ。

「ウィークポイントになっている投手陣の立て直しは難しそうですし、“上がり目”がなさすぎる。打線次第では、最下位すらありうる状況だと思いますよ」(スポーツジャーナリスト)

 ヤクルトが独走する中、セ・リーグの後半戦の注目は、なんといってもCS争い。前途多難な巨人に対し、ここへきて上り調子なのは阪神と広島だ。

 とりわけ、一時は借金16の最下位だった阪神のV字回復ぶりは、神がかり的。かの“メークドラマ”を期待する声すらあるほどだ。

「青柳晃洋(28)と伊藤将司(26)の二枚看板を中心に、投手陣が抜群にいい。ここ最近は得点力も上がってきて、ひと頃のような悲壮感もなくなりましたね」

 こう分析するのは、阪神OBでもある野口寿浩氏だ。

佐藤輝明(23)の本塁打でさらに弾みをつけたいところですが、仮に思うように出なくても、彼が打点をしっかり稼げさえすれば、十分、好調は維持できる。交流戦で本塁打を量産していた大山悠輔(27)も、まだまだ元気ですしね」(前同)

 この続きは8月1日発売の『週刊大衆』8月15日号で。

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