人生100年時代の今こそ見直しを!日本人の9割が知らない「間違いだらけの健康習慣」 (2/2ページ)

日刊大衆

それ以前は、肉体労働者などを除き、2食が一般的だったそうだ。飽食の今こそ、原点に立ち返るべきなのかもしれない。

「食べ過ぎを防ぐと、胃腸も休めます。腸には免疫細胞の6割が集まっています。2食にして健康な状態に保つことで、免疫力の向上につながります」(前同)

 健康にいい、といわれている食材も、食べ方によってはマイナスに作用することがある。

 その代表例が、生野菜。ビタミン、ミネラル、食物繊維がとれる生野菜は、確かに健康食材ではあるが、生野菜サラダを漫然と食べるだけでは不十分だという。

「生野菜のような冷たい状態の食物繊維は、消化に悪く、胃腸に負担をかけます。ですので、しっかりと時間をかけて、口の中で咀嚼をするのがポイントです。噛むことで繊維が細かくなり、そして温まることで、胃腸の負担が減り、栄養の吸収効率が高まります。量を取るなら、温野菜にするのも効果的です」(同)

 近年は健康志向の高まりから、ダイエットに励む人も多い。内科医で、訪問診療医の清藤大輔氏は、ダイエット効果が期待されるゼロカロリー食品について、こう警鐘を鳴らす。

「ダイエット目的で使われるゼロカロリー食品には、人工甘味料が入っています。少しなら問題ないが、腎機能低下や、脳卒中、心筋梗塞リスクの上昇など、さまざまな悪影響も指摘されています。ゼロカロリー食品を日常的に食べるのは、避けたほうがいいでしょう」

 本来のダイエット効果についても、こんな指摘が。

「人工甘味料は砂糖の約200倍から4万倍もの甘みがあり、定期的な摂取は味覚をおかしくさせ、“甘み中毒”になるという研究結果もあります。アメリカ・テキサス大学の8年間の追跡調査では、ダイエット系炭酸飲料を毎日飲んだ人の36%に、メタボリック症候群のリスクがあったことも判明しました」(医療ジャーナリスト)

 現在発売中の『週刊大衆』8月15日号では、このほかにもさまざまな健康情報を掲載している。

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