大手ファストフード店の店長、客に熱湯を浴びせる オーダーミスがきっかけ、従業員も笑って罵倒 (2/3ページ)

リアルライブ

女性Aらは熱湯を再び浴びることはなかったが、その場にいた店員らは女性Aらが逃げる姿を見て、笑いながら拍手をし、罵倒するなどしたという。

 『Mirror』は事件が起きたときの監視カメラの映像の一部を公開しているが、監視カメラの映像では女性Aらがカウンター越しにいる3人の店員らに向かって何か話している様子が映っている。3人の店員の性別は分からないが、1人は女性と思われる。女性Aらは身振り手振りを加えて話しているが感情的になっている様子はない。

 いくつか議論を交わした後、女性Aらはカウンターから厨房へと足を踏み入れようとしている。女性Aらが厨房へ数歩、足を踏み入れた時、奥から店長と思われる人物が出てきて、女性Aらに勢いよく熱湯をかけた。女性Aらは大量の熱湯をかけられた勢いで地面にたたきつけられ、付近はたくさんの湯気が発生している。近くには他の店員らもいたが、瞬時に避けていて熱湯を浴びてはいないようである。女性Aらはすぐに立ち上がり、その場から逃げようとするが、店長もすぐに2杯目の熱湯をバケツに入れ、女性らを追いかけている。その後を店員2人が追っている。なお、映像を見る限り他の客は店内にはいない。

 事件を受け、女性らは熱湯をかけられけがをしたとして7月13日にタコベルに対して訴えを起こした。訴状では女性Aらは顔や体に重大なやけどを負ったと明かされている。女性Aは胸部と腹部にひどいやけどがあり、治療中に皮膚の一部が剥がれ落ちるなどした。また女性Aは病院に到着するまでに少なくとも10回の発作を起こした。一方めいは、顔、胸、脚、腕、腹部に重度のやけどがあり、特に顔はやけどによる変色や傷が残り続ける可能性が高いそうだ。女性らは損害賠償としてタコベル側に100万ドル(約1億3224万円)以上を求めている。

 訴えを受け、タコベル側は「我々は従業員と顧客の安全を常に考えている」という声明を発表したが、訴訟についてのコメントは控えている。現在までに店長も含め、従業員が解雇されたという情報はない。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「いくらもめたからといって店長という立場の人が熱湯をかけるなどあり得ない」「注文を3回も間違えるものか。わざと間違え客を怒らせたのではないか」「店長も最低だけど、従業員も最低。

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