ユーザーを騙して利益を得る インターネットに蔓延る企業の悪い手口 (3/3ページ)

新刊JP

そこで、さもオーガニックな検索結果であるかのように広告を表示させる、というアイデアが生まれるのである。

これは上記で紹介した7種類のダークパターンのうち「ミスディレクション」にあたるもの。Googleに限らず、ニュースサイトなどでもぱっと見、記事バナーにしか見えない広告バナーが表示されていることは珍しくない。広告とコンテンツの境界線は、どんどん曖昧になっているのである。

利益を追求するという性質上、企業、そして企業でマーケティングに従事する人は、ダークパターンを使う誘惑に常に駆られていると言っていい。そして少なくない割合で誘惑と利潤追求の圧力に負けてしまう。

しかし、先述の通りダークパターンへのユーザーの目線は年々厳しいものになっている。いつまでも使える手法ではない。それならば、今のうちからクリーンなマーケティングを心掛けた方が長期的にはメリットがあるというものだろう。法的にアウトとは言えなくてもモラル的には問題があるこれらの手法を使わずに利益を得るために、本書は反面教師として役に立ってくれるはずだ。

(新刊JP編集部)

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