イラクサの葉が精子の動きを抑制することが判明。男性用避妊ピルの開発へ一歩前進 (2/4ページ)

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 これまでの研究で、「α1Aアドレナリン受容体」ならびに「P2X1プリン受容体」という2種のタンパク質を取り除いてしまえば、男性を不妊にできることが明らかになっていた。

 都合がいいことに、それによって精子自体の生存能力や男性の健康を損ねたりすることはない。

 今回のマウスによる研究では、イラクサ葉エキスが「P2X1プリン受容体」の働きを邪魔するかどうか確かめられた。

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・イラクサ葉エキスでマウスの生殖能力が半減
 実験として、オスに経口で1日50mgのイラクサ葉エキス(市販されているもの)を飲ませたところ、生殖能力が53%低下したという。

 注目すべき点は注射などではなく、口から服用して効果があったことだ。避妊薬として使うなら、できるだけ手軽に服用できた方が良いだろう。

 このような避妊効果は、イラクサ葉エキスがP2X1プリン受容体を阻害し、尿道や生殖器平滑筋の収縮力を弱めることで発揮されるとのこと。これによって精子が運ばれなくなってしまうのだ。

 研究グループは、「男性向け避妊を行う上で、効果的かつ便利な生物学的戦略」と結論づけている。
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