赤い悪魔の異名を持つ巨大イカは、体色を変化させ人間の言葉に似た方法で会話する (2/4ページ)
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アメリカオオアカイカの触腕には、鋭い歯が並んだ無数の吸盤がついている/Credit: A Miserez et al., Advanced Materials, 2009・共食いするにもかかわらず大きな群れで狩りをする
獲物は小魚や甲殻類だが、共食いすることでも知られている。
2010年、チリ沖でアメリカオオアカイカの胃の調査が行われたことがあるのだが、これが想像以上に骨の折れる作業だった。
アメリカオオアカイカを釣り上げようとすると、周囲にいる仲間がそれを食おうと群がってくるのだ。調査された2000匹のうち、半分の胃には同種のクチバシが入っていたという。
だがそれでいて、アメリカオオアカイカには高い社会性があり、1200匹もの群れを形成することもある。群れに遭遇してしまった哀れな生き物は、よってたかって襲われることになる。
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2 Metre Long Humboldt Squid Hunt In Packs | Life | BBC Earth・体の色を変化させてメッセージを発信
これまでアメリカオオアカイカの群れは、各自が勝手に獲物に襲いかかるだけで、連携プレーはないと考えられてきた。