どんなに厚かましく、世俗的な願いでも「全力で奔走」 奥吉野の不動明王が頼りになりすぎる (1/2ページ)

Jタウンネット

「カステラ」(@trartra)さんのツイートより
「カステラ」(@trartra)さんのツイートより
「ありがたすぎる」

――というコメントが添えられた次のような写真が、2022年8月10日、ツイッターに投稿され、話題になっている。

写真は、奥吉野の「不動明王」についての案内板のようだ。そこには、こう書かれている。

「不動明王は人々のどんなにあつかましい世俗的な願い事であっても全力をあげてその実現のために奔走してくれます」

なんとも心強いお言葉ではないか。「不動明王」ってどんな存在か、なんだかよく分からない人でも、もうすっかりお願いしたくなってしまうような説得力ある。「カステラ」(@trartra)さんが投稿したツイートには、11万件を超える「いいね」(8月15日現在)が付けられ、拡散。ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「あつかましい世俗的な願い事ってw」「不動なのにめちゃくちゃ動いてくれる......ありがたい」「奔走してくれます(叶えてあげるとは言ってない)」「もう、信者になるw」

半信半疑の人もいないわけではないが、「ありがたい」と手を合わせた人も多そうだ。

奥吉野の「不動明王」とは何だろう? Jタウンネット記者は、投稿者「カステラ」さんと、奈良県川上村役場に話を聞いた。

「喫茶ホラ!あな」店主も知らなかった

奥吉野の「不動明王」は、奈良県南部の吉野郡川上村にある不動窟鍾乳洞に鎮座しているという。

不動窟鍾乳洞は、修験道の開祖「役行者(えんのぎょうじゃ)」が1300年前に発見したと伝えられている鍾乳洞。全長は約140メートル、平均気温13度で、夏は涼しく、冬は暖かく感じるという。どこからきてどこに流れていくのか分からない「不動の滝」や岩屋など、自然の神秘を体験できるらしい。

不動明王はヒンドゥー教の「シバ神」の異名で、仏教では大日如来の化身とも言われている。日本仏教の諸派、修験道で信仰されているが、奥吉野の「不動明王」はとくに修験道との関わりが深そうだ。

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