「ちむどんどん反省会」は序の口?『春よ、来い』安田成美ほか、朝ドラヒロインお騒がせ事件簿

〈NHKは猛省する必要があります〉
8月14日、ツイッターでこう糾弾したのは、元農林水産副大臣の礒崎陽輔氏。
いったい、なんの話かと思えば、実はこれ、NHKで放送中の朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』の感想だという。
「ツイッター上では“ちむどんどん反省会”なるハッシュタグが大流行。放送後は、視聴者からの批判であふれ、大炎上しています」(テレビ誌ライター)
これに大いに共感するのは、芸能レポーターの川内天子氏だ。
「ドラマ好きな私でも、荒唐無稽すぎて気分が悪くなったこともあります。黒島結菜(25)さん演じる主人公が、ある事情でお金を盗むシーンがありましたが、その後、父親が“盗んでもいいんだよ”と、抱きしめるんです。いくらなんでも、これは違うでしょって」
他にも、借金の申し込みに、詐欺まがいの金儲け、妊娠発覚後に姑から離婚を強要されるなど、良識を疑うストーリーに“NHKらしからぬ”と眉をひそめる人々が続出しているのだ。
ただ、こうした朝ドラを巡る事件は、昔から多々あった。今週はヒロインを襲った事件を振り返ろう。
「過去最大の事件といえば、『春よ、来い』(1994年)でヒロインが途中交代した件でしょう」(前同)
そう川内氏が言うのは、主演の安田成美(55)が、「肉体的精神的な疲労による体調不良」を理由に降板した一件だ。
「脚本家は国民的ドラマ『おしん』の橋田壽賀子さん。橋田さんは、安田さんを大いに買っていましたが、それが“飼い犬に手を噛まれた”と言うほどの大激怒。戦中の日本を描いた作品だけに、当時は歴史観の違いが理由かとも囁かれましたが、真相は不明です」(同)
一方、朝ドラのヒットで過去の裸仕事が発掘されてしまったのが、『マッサン』(14年)主演のシャーロット・ケイト・フォックス(37)。「来日前、アメリカで14年に出演した官能映画『誘惑のジェラシー』で、一糸まとわぬ姿などを披露していたんです。日本でも話題を呼び、DVD化もされました」(映画ライター)
現在発売中の『週刊大衆』9月12日号では、彼女ら以外にも世間を騒がせた朝ドラ女優を紹介している。