Netflix、Disney、Google…世界的企業は「データ」をいかに活用しているのか (2/3ページ)

新刊JP

●Disney
もう一つ、事例をあげよう。「Disney」(ディズニー)は自動認識技術の一つであるRFID技術を使用した来場者用リストバンド「マジックバンド」を、世界中の系列パークとリゾートに導入。入場パスやホテルのルームキー、パーク内の支払いシステムとして機能させた。
このバンドを持った来場者たちは、チケットやキー、現金を持ち歩かなくともライドに乗ったり、ミッキーマウスたちと写真を撮れたりできる。パーク内でカメラマンやアトラクション内で撮影された写真は、自動的にそのバンドの装着者に送信されるのだ。

「マジックバンド」はこうした来場者のメリットだけでなく、ディズニー側にも「データ」という利益をもたらす。来場者がパーク内で何をしているのかの情報をリアルタイムで途切れることなく入手できるのだ。
そして、蓄積されたデータは、来場者になるべく多額の出費を促すために使われる。来場者が次に何を買いたいかをできる限り把握し、その商品を良いタイミングで確実に入手できるようにするのである。

■「優れたサービスを生み出す」

データを駆使して顧客を理解し、それをビジネスにつなげる事例を2社紹介した。次のステップは「優れたサービスを生み出す」というものだ。顧客データを利用して、新たな製品やサービスを生み出すのである。

データを駆使して創出され、その後世界に広がったサービスといえば、まずは「Facebook」が思い浮かぶ。SNS内で収集されたデータをインサイトに変え、ユーザに製品・サービスを宣伝したい企業に提供し始めたところから、ビジネスが一気に広がった。
「Google」はシンプルな検索エンジンだったが、今やデータを利用した多様サービスを提供している。一例をあげるとGoogleマップの経路予測は、膨大なユーザのデータを基に出され、その精度は97%に達するという。また、「Uber」は乗客と近くにいるタクシーのマッチングで革命を起こしたが、そこで得たデータを利用してUber Eatsなどに手を広げた。

一方で銀行や金融といった老舗業界でもスマートサービスの例が生まれている。

「Netflix、Disney、Google…世界的企業は「データ」をいかに活用しているのか」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る