月経に悩む多くの女性に知ってほしい!バイエル薬品が示すLEP治療の可能性 (2/3ページ)
では、実際に月経困難症や子宮内膜症で悩んでいる人は、どんなことで困っているのでしょうか?
吉野医師が示した調査によると、異性との関係や社会生活に悪影響があると感じている女性が多いそう。
また、年齢によっても生活に与える影響は変化するそうで、具体的にはこのような問題を抱えていると言います。
<月経困難症や子宮内膜症における年齢別問題>
●16〜24歳/学業における問題2/3の患者が子宮内膜症に伴う疼痛により、通学や勉強に集中することが困難であると訴えている。
●25〜34歳/就労における問題
欠勤や就労時間の短縮、希望の職業からの離職を余儀なくされる事例あり。子宮内膜症患者では、希望の職業に就くことができなかった割合が、一般女性に比して1.8倍高いというデータも。
●35歳〜/金銭面における問題
治療にかかる医療費の負担や、疼痛に伴う収入減。日本のデータを用いた研究では、月経困難症・子宮内膜症による生産性損失は一人当たり年間約36万円と言われている。
QOLや労働生産性に嬉しい変化をもたらす、LEP製剤
では、女性はただ我慢するしか方法がないのかというと、そうではありません。月経困難症には、治療剤として低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤(LEP:Low dose estrogen-progestin)が推奨されています。通称LEP製剤と呼ばれるこの薬には、子宮内膜の増殖を抑制し、痛み物質(プロスタグランジン)の産生を減らす作用があるのです。
この効果をより裏付けるべく、吉野医師を筆頭に行われたというのが観察研究。月経随伴症状、健康関連QOL(※2)、労働生産性について調査が行われました。
その結果、日本人女性において、月経困難症は健康関連QOLおよび労働生産性のスコアと関連していることがわかりました。