『モーニングショー』石原良純、国葬めぐる国民分断に苦言も疑問の声「政治利用してるのは政府側」

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 9月26日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、タレントの石原良純(60)が出演。27日に行われる安倍晋三元首相(享年67)で国民が分断していることに対して苦言を呈し、さまざまな声を集めている。

 7月8日に銃撃によって亡くなった安倍元首相。事件をきっかけに政治家と旧統一教会との繋がりが明らかになったことをきっかけに、国葬の実施については世論が二分する事態に。

 この日、番組では、自民党の議員からも欠席者が出ることを報道。欠席を表明した村上誠一郎元行政改革担当大臣(70)は、21日に朝日新聞の取材に対し、「国民の半数以上が反対している以上、国葬を強行したら国民の分断を助長する」とコメントしている。

 こうした動きについて良純は、「明日が国葬なのにこういう論議をしなきゃいけないというか、こういう話になるというのは、日本人の人生観というか道徳観の中ではあんまり好ましいことではない」と苦言を呈した。

 また、良純は現状、国葬と安倍元首相の功績や功罪が「ごちゃごちゃになってしまって、それが非常にいい形ではなくて」と指摘。「僕らの中の死者を送るということから大きく外れてしまってるのが残念、というね」と、安倍元首相を悼む気持ちと国葬への賛否が混雑していることに肩を落としていた。

 良純のこの発言にネット上からは、「葬儀自体すでに済んでるんでし、弔意を持ち出されても…」「もうすでに静かに送ったのでは?」「死を政治利用してるのは国葬決定した政府側では?」という疑問の声が集まっている。

「当初、国葬実施には多くの国民が評価していましたが、旧統一教会と自民党の関係性が明らかになり、さらに現状では安倍首相と旧統一教会がどの程度関係を持っていたのかも不明瞭な状態。岸田文雄首相(65)がそこに踏み込もうとしていないことも、多くの国民が国葬に反対する理由になっています。

 そうした中で、次第に世論からはすでに安倍元首相の葬儀そのものは済んでいるため、わざわざ国葬を開く必要はあるのかという疑問が生まれることに。良純は『日本人の人生観、道徳観』という言葉を出していましたが、すでに葬儀が済んでいるため、多くの人に疑問を残すだけのコメントになってしまったようです」(政治ライター)

“追悼の意”を前面に出した国葬擁護はむしろ逆効果となってしまうようだ。

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