植物の毒性物質がはちみつを狂気に変える。恐ろしい幻覚症状を引き起こす恐ろしい「マッドハニー」 (3/3ページ)

カラパイア



 頭は冴えていても1日中麻痺が続いたり、不整脈を引き起こし、意識混濁する恐れがあり、めったにないが死亡例も確認されている。

 研究書には、次のように記されているそうだ。
患者は、めまい、かすみ目、複視、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、発汗/過度の発汗、四肢感覚異常、意識障害、痙攣、過唾液分泌、運動失調、虚弱、起立不能のうちのいずれか 1 つの症状を示す可能性がある。

中毒症状は1日続き、治療においては対症療法と綿密な経過観察を行う。

回復を確実にするために、支持療法による心臓モニタリング、硫酸アトロピンの静脈内注入、および静脈内生理食塩水注入が使用される。激しい心臓障害がみられた場合には、一時的にペースメーカーを使用する場合もある。
 非常に栄養価が高い一方で中毒性があるとされるマッドハニーは、試すとしてもほんの少量でやめないと大変なことになりそうだ。

 というかはちみつというよりかは、やっぱりその成分の元は植物が作り出しているという事実を思い知らされるね。

References:The 'mad honey' that can cause hallucinations and poison you/ written by Scarlet / edited by / parumo


画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
「植物の毒性物質がはちみつを狂気に変える。恐ろしい幻覚症状を引き起こす恐ろしい「マッドハニー」」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る