自律神経評価アプリ「ヒロミル」お急ぎモード10月17日(月)リリース
従業員のパフォーマンス低下を阻止して健康経営に!
たった10秒で脳の疲れをチェック!
自律神経評価アプリ「ヒロミル」
お急ぎモード10月17日(月)リリース
自律神経評価事業を展開する株式会社FMCC(代表取締役:倉恒弘彦)は、スマートフォンのカメラ機能を使って脈拍の間隔をとらえ、その「ゆらぎ」から自律神経機能を評価する技術を開発してきました。2020年11月よりスマホを用いて60秒で自律神経から健康状態を評価するアプリ「ヒロミルー疲労ストレススキャン」をリリースし、高評価をいただいています(2021年度大阪トップランナー育成事業認定)。しかし、朝起きたときや寝る前、仕事に取りかかる前などで日常的に利用しやすくするために、「もっと計測時間を短くできないか」との声を多くいただいておりました。もっと計測時間を短くできれば、忙しい仕事の前後でも利用がしやすく疲労やストレスの蓄積にすぐに気づくことができます。私たちはこれまでの自律神経機能評価事業で得た知見を活かし検討を重ね、これまでとは全く異なる評価アルゴリズムを考案し計測時間短縮に成功いたしました。そしてこの度、2022年10月17日(月)より、たった10秒で脳の疲労を評価することができる「ヒロミルー疲労ストレススキャン(お急ぎモード)」をリリースいたします。
【ヒロミル紹介サイト】https://www.hiromiru.com/
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3ODc3OCMzMDUyMjUjNzg3NzhfbGxUTXRaTHJFRi5wbmc.png ]
アプリ名:ヒロミル-疲労ストレススキャン(お急ぎモード)
リリース日:2022年10月17日(月)
入手方法:App StoreまたはGoogle Play Storeからダウンロード
価格:月額300円(2週間の無料体験期間あり)
測定方法:「お急ぎ測定」を選択し、音声ガイドに従い、指先をスマートフォンの背面カメラにあてて、安静にして目を閉じてください。スマートフォンのカメラ機能によって指先の血流の変化をとらえます。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3ODc3OCMzMDUyMjUjNzg3NzhfZ0xVcEd6dUZvcy5wbmc.png ]
体験会実施
実際にご利用いただくことで、自律神経機能評価の有用性と、10秒という短時間で実施できることの簡便さをご体感いただければ幸いでございます。
【日時】2022年10月17日(月)13:30-15:00
【場所】大阪産業創造館(大阪府大阪市中央区本町1-4-5) 5F研修室C
【内容】スマホアプリ「ヒロミル」で従来の60秒計測とお急ぎモード10秒計測による自律神経機能評価を体験
本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社FMCC 担当者名:巽さくら
TEL:080-9692-0649 E-Mail:soudan@fmcc.co.jp
お急ぎモードで何がわかる?
お急ぎモードでは10秒の測定から「脳の疲れ」を100点満点で算出します。これは自律神経がどの程度活動できているかを表す指標となります。自律神経の活動は脳神経細胞の活動の一つですので、自律神経活動が低下すると脳が疲れていると判断することができます。
測定結果の表示例:脳の疲れの程度に応じて顔マークとコメントが表示されます
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自律神経の評価方法―心拍のゆらぎから評価可能、健康状態と関係
自律神経は健康状態と関連している
心臓や胃腸の動きなどの調節は、ヒトの意識とは無関係にコントロールされ、この調節を行っているのが自律神経です。ヒトがストレス状態に陥った時にみられる立ちくらみ、動悸、頭痛などの症状には、自律神経機能のひずみが関係しています。このため自律神経機能を調べることで健康状態を客観的に知ることができます。
心拍の間隔のゆらぎを計測して自律神経を評価
自律神経には交感神経(活動の神経)と副交感神経(癒しの神経)があり、これらがバランスを取りながら心臓の動きを調節しています。そのバランスの中で1回1回の心拍間隔は早くなったり遅くなったりとゆらいでおり、心電図や脈波計による心拍の間隔を周波数解析することにより、交感神経や副交感神経の活動や自律神経バランスを調べることができます。
スマホでの自律神経機能評価―「ヒロミル」誕生
病院や検診施設では、医療機器をもちいて120秒間の心拍間隔を分析して自律神経機能を評価していますが、自律神経は些細な刺激で変化していくため血圧を毎日はかるように、自宅や職場で簡単に評価ができることが必要でした。そこで、私たちはスマホのカメラ機能を用いて60秒間の脈拍の間隔を計測し、自律神経機能を評価する「ヒロミル」を開発しました。「ヒロミル」では、自律神経の活動低下を示す「脳の疲れ」と交感神経と副交感神経のバランスを示す「ストレス」を算出しています。これにより、自宅や職場でも簡単に自律神経を評価することが可能となりました。
これまでの開発の経緯
(㈱FMCCと㈱疲労科学研究所との連携事業)
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3ODc3OCMzMDUyMjUjNzg3NzhfaW1DSE9yQ3Jway5wbmc.png ]
社会からのニーズ
近年、労働環境の変化に伴う疲労やメンタルヘルス障害が大きな社会問題として取り上げられるようになり、2015年には労働安全衛生法が改正され、従業員が50名以上いる事業所においてはストレスチェック検査の実施が義務化されました。しかし、現在のストレスチェック検査は自記式の問診票であるため正しく申告がされないケースが散見されており、睡眠覚醒リズムや自律神経機能評価などの客観的な評価法の導入が望まれています。
企業においては、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながることから、経済産業省は、企業の「健康経営」の取り組みを推奨しています。
このような状況の中、従業員の健康の維持増進、ウェルビーイング・パフォーマンスの向上に客観的で簡便な自律神経評価アプリ「ヒロミル」が求められています。
お急ぎモードの開発 計測時間の短縮に成功 特許申請中
これまでの開発により計測時間を60秒までは短縮することができましたが、従来の評価アルゴリズム(周波数解析)ではこれ以上短縮すると信頼性が失われ結果が使い物にならない状態でした。しかし、視覚的に心拍の間隔をとらえることができるローレンツプロット法を活用することを見出し、周波数解析とは全く異なる評価アルゴリズムを開発し、計測時間の短縮に成功いたしました(特許申請中)。この手法を用いることにより、5秒間計測でも、120秒間計測の時のデータと0.7以上の有意な正の相関が確認されています。
代表者倉恒弘彦の気付き、計測時間短縮化を望む声を機に技術を開発
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3ODc3OCMzMDUyMjUjNzg3NzhfVnBVZllIa1ZWZS5KUEc.JPG ]
私は10年間、厚生労働省や文部科学省の研究班で疲労を客観的に評価することを目的に、自律神経機能評価、睡眠覚醒リズム解析、酸化ストレス評価、エネルギー/代謝解析等に関する研究を行ってきました。そして、その中で得られた新知見を特許化するために㈱疲労科学研究所を設立、取得した種々の特許や知見・技術で社会に貢献するべく2008年に㈱産業疲労特定健診センター(現㈱FMCC)を設立しました。健康を増進し疾病を予防する一次予防や、労働者のメンタルヘルス不調の未然防止、客観的なメンタルヘルス指標として自律神経機能評価が有用であることより、自律神経機能評価の普及活動に取り組んでいます。
最近では、㈱日立製作所や㈱日立物流と連携して、トラックドライバーにおける事故リスクの軽減を目的に、トラックの運転前後や運転中の自律神経機能を調べたところ、運転の前後の評価は翌日の事故リスクの予想に有用であることや、運転中の評価結果から30分後の事故リスクを予測することが可能であることを見出し、自律神経機能の評価は安全運行管理をトータルサポートする「SSCV-Safety(安全運行管理)」に採用されています。
この自律神経評価は心拍変動解析を用いていますので、最低でも60秒間の計測時間が必要でした。しかし、仕事を始める前に計測する場合には60秒間の計測は長すぎるので、もっと簡便な評価法を開発してほしいとの要望を数多く頂いておりました。特に日立物流でのトラックドライバーの事故予防のための自律神経評価では、分単位のスケジュールで運転をするドライバーの方々にとって運行前後で60秒測定するのはとても大変です。そこで、自律神経機能評価に必要な時間短縮法の開発に着手しました。
そして試行錯誤を繰り返し、ついにこれまでの周波数解析とは全く異なる評価アルゴリズム(ローレンツプロット法を用いた評価)を用いることにより、計測時間の短縮に成功いたしました。
「ヒロミル-疲労ストレススキャン(お急ぎモード)」が、皆様の健康の維持・増進や企業の健康経営に活用されることを、心より願っております。
なお、自律神経機能解析が疲労などの臨床病態評価に有用であることにつきましてはNHKBS ヒューマニエンス「“疲労”捉えにくい生体アラーム」(2022年10月4日22時~23時)でご紹介していますのでご参照ください(https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/)。
導入実績
㈱日立製作所、㈱村田製作所、㈱パナソニック、㈱サクサ、㈱カネカ、㈱ジンズ、㈱日立物流、㈱NTTドコモ、㈱VIVIT、㈱チームスピリット、㈱見えまストレス、徳島県関西本部、大阪大学、大阪市立大学、独立行政法人理化学研究所など
これまでに取得している自律神経機能評価関連特許リスト
・特許第6670413号(2020/3/18)
・特許第6501941号(2019/3/29)
・特許第6550440号(2019/7/5)
・特許第5491749号(2014/3/7)
・特許第5455071号(2014/3/26)
詳細:https://www.fmcc.co.jp/ginfo.html#anc1
株式会社FMCCについて
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3ODc3OCMzMDUyMjUjNzg3NzhfaWNuV3NpT0Z0cS5qcGc.jpg ]
本社所在地:〒532-0011大阪府大阪市淀川区西中島7-4-21ホーククレセント第2ビル10F
代表取締役:倉恒弘彦
設立: 2008年1月
事業内容:
・スマホを用いた自律神経機能評価事業
・従業員のメンタルヘルス評価事業
・48時間ホルター心電計を用いた自律神経機能評価事業
・自律神経機能測定機器の販売およびリース事業
・疲労・ストレス等の研究に関するコンサルティング事業
従業員数:5名
ヒロミル専用HP:https://www.hiromiru.com/
会社HP:https://www.fmcc.co.jp/index.html
提供元:valuepressプレスリリース詳細へ