ゲーミングPC『AYANEO AIR』をレビュー Nintendo Switchより小さい筐体に詰め込まれた性能は? (3/4ページ)
2016年のゲームなので、動作スペックもGeForce GTX 1060と今となっては控えめだ。このゲームを最高設定で遊んでみたところ、オープニング部分は60フレームで動作していた。実際にゲームが開始され一人称になると動作がもたつき、30フレームに落ち込んでしまったがゲームは問題無く遊べる。設定を見直せば快適に遊べるだろう。
『ファイナルファンタジー15ベンチマーク』は動作困難次は重たいで有名な『ファイナルファンタジー15ベンチマーク』。フルHD、標準設定で動作させてみたところ、冒頭からカクつき10フレーム前後しか出ていないのが確認できた。最終的なスコは1389で「動作困難」となってしまった。元々このベンチマークソフトが重たいこともあるが、3D処理を使うゲームにはあまり向いていないようだ。
しばらく遊んでいると画面が触れない程熱くなった。『AYANEO AIR』はタッチ操作なので、触ることが必須となっている。温度計で測ってみたところ50度を超えていた。画面以外の部分は36度と持てないことはない温度だ。とくに3Dゲームを動かしている際は本体が熱くなるようだ。
『AYANEO AIR』は本体が熱くなる物の、背面からちゃんと熱を放出してくれているので、そこかを塞ぎさえしなければ問題にはならないだろう。あとが画面の熱をどう対処するかだけだ。