個人トレーダーの判断を誤らせる株取引の「ダマシ」とは? (2/2ページ)
普通のトレーダーであれば誰もが知っている「買いサイン」を意図的に演出して、逆手にとる手法が使われるのだ。
たとえば、大口の機関投資家やトレーダーなどが安いところで先に買っておいて、その後、買いサインを演出して小口のトレーダーが買うタイミングで売って利益を確定させたり、売りサインを出して売らせ、安くなったところで買い、その後上がったところで売る、といったことである。チャートをよく研究している個人トレーダーほど、この手口に引っかかってしまう。
また、トレーダー本人の判断ミスによって騙されてしまうケースもある。チャートから浮かび上がる売買サインを短絡的に判断し、自分にとって都合のいい方向に勝手に解釈してしまい、その裏に潜むダマシを正しく判断できなくなってしまう。その売買サインは本当に信憑性のあるものなのかは、その時の株式市場の状況やチャートの原理・原則と照らし合わせて客観的に判断すべきだ。
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これらの要因によって、普通の個人トレーダーはチャートの値動きにダマされてしまうのだが、本書によると、これらの「ダマシ」を回避することは決して難しいことではないとし、その回避テクニックを解説していきながら、そのダマシ自体を積極的に利用していく方法も解説していく。
チャートを真面目に勉強すればするほどハマってしまう「ダマシ」の罠。研究しているのに結果に繋がらない人や、取引で冷静な判断ができない人にとっては、本書は大いに役立ってくれるはずだ。
(新刊JP編集部)