涙を流してストレス解消と免疫力アップを図る「涙活(るいかつ)」の専門家を育成 (2/4ページ)

バリュープレス



■医療職「感涙療法士」について
感涙療法とは涙活の仕組みを活用した療法です。感涙療法士は各種涙活のセミナー等を通じて医療や福祉、教育分野などにおける人々の精神面での健康づくりに寄与していきます。具体的には泣ける映像を上映したり、泣ける話を聞かせたりといった泣ける空間を演出しクライエントをその場で実際に泣かせます。また涙の効能について解説したり、ストレス解消になる泣き方をアドバイスします。

■「涙」がもつ力を広めるために
吉田英史氏がこの仕事を始めたきっかけは高校教師時代に経験した生徒達とのやりとりにあります。様々な感情を出しながら相談をするたくさんの生徒の中で、泣きながら相談をする生徒は他の生徒とは異なり何度も同じ相談をしてくることがありませんでした。ここから「涙には何か力がある」と考え、様々な文献を調べるうちに涙の持つ浄化作用が科学的にも立証されていることを知り、それを述べている東邦大学医学部教授で脳生理学者、精神科医の有田秀穂氏と感涙療法士という資格を作りました。現在280人の感涙療法士がおり、様々な場所でストレス解消のための活動を行っています。

■講座で効果的に涙を流す方法を伝授
効果的に泣くには自分だけの泣きのツボを見つけることが必須です。泣けるツボは人によってそれぞれ異なります。恋愛もの、家族もの、動物もの、アスリートものなど自分が泣ける分野を知っておくと泣ける題材(映画、音楽、小説等)を見つけやすくなります。講座では泣きやすい体質にするためにクライエントの泣きのツボの見つけ方を伝授します。コロナ禍で家にいる時間が長くなっています。クライエントが家で実践できる涙活の方法についても話します。講座の前半は有田秀穂氏が医学的エビデンスに基づいて涙の効用について講義し、後半は吉田英史氏が涙活イベント(セミナー、ワークショップ)の作り方や進行の仕方について講義します。
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