10月17日放送の『帰れマンデー見っけ隊！！3時間スペシャル』（テレビ朝日系）の前半「帰れま10」のコーナーに女優の沢口靖子（57）が登場。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のアフレコ現場でケンタッキーフライドチキンを食べながら収録に挑んだことを明かした。

　沢口は、『科捜研の女』（同）で共演している俳優・内藤剛志（67）と人気企画「帰れま10」に参戦し、「ケンタッキーフライドチキン」の人気商品1～10位を予想。同店のチキンを食べるのが約20年ぶりだという沢口に、MCのタカアンドトシ・トシが「20年前に食べたのはどんなとき？」と質問すると、沢口は「お仕事で、内藤さんと夫婦の役なんですけど、チキンを食べながら豚になっていくという役なんですけど」と回顧。

　ほかの出演者から「ものすごい役ですね」「なんですか、それ！」とツッコミが入る中、沢口が「セリフも喋るので、宮崎監督がチキンを用意してくださって」と説明すると、トシ（46）が「千と千尋の？」と確認。沢口が話していたのが、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のアフレコ現場でのエピソードだと分かり、周囲からは驚きの声が上がった。ちなみに『千と千尋の神隠し』で沢口は、主人公・千尋と一緒に不思議な街に迷い込んだときに、勝手に食事をして“豚”に変えられてしまう母・荻野悠子の声を担当。内藤は千尋の父・荻野明夫を演じていた。

　沢口は、この有名なシーンを「実際（チキンを）食べながら、あそこ（の場面）をやりました。その時がケンタッキー」と告白。「そうなんだ！」「すげぇ、うそ！」「なんで20年間黙ってたんですか」と驚きの声が上がっていた。

「視聴者からも驚きの声が上がっていましたが、それよりも反響があったのは沢口がトシと一緒に披露した漫才。トシの『欧米か！』のツッコミに合わせたボケを沢口が繰り出すのですが、テンポがよくて違和感なし。視聴者から『めちゃくちゃ上品な欧米か漫才。我が家で大ウケでした』『最初の打ち合わせ凄かったけど漫才のテンポすごい良かった（笑）』『漫才が超うまい』といった声が集まっていましたよ」（芸能ライター）

　めったにバラエティ番組に出演しない沢口だが、意外とバラエティ番組と相性がいいのかもしれない。