フリーマーケットのフリーは「自由」にあらず。日本や諸外国のそれぞれの起源をたどる (2/4ページ)
アメリカの「ガレージセール」
このように、フリーマーケットの語源は「flea market」なのですが、日本では自由に品物を見てほしいという意味をお客さんに分かりやすく伝えるために「free market」と表記する場合もあります。
そんな日本のフリーマーケットの始まりは約50年前のことで、もともとアメリカ式のやり方を採用していました。
アメリカでのフリーマーケットの起こりは、アメリカ西海岸の不用品を自宅のガレージで売る「ガレージセール」であると言われています。
それがだんだんと公園や広場など広い場所に会場が移り、「フリーマーケット」や「スワップミート」と呼ばれる集団での不用品の売買が一般的になっていきました。
そしてこのフリーマーケットが1975年の「アメリカ建国200年祭」に伴って、日本国内の雑誌などで紹介されました。
これがきっかけで、1979年10月に大阪で日本フリーマーケット協会が開催したフリーマーケットが開催されました。これが、日本初のフリーマーケットといわれています。
弘法市に骨董市、そして……しかしこれよりも前から、日本でも広場や神社の境内で不要な物を売るという文化がありました。縁日の境内で骨董品や古着、がらくたなどを広げる、いわゆる骨董市です。